嫉妬が生まれるメカニズムについて知りたい。

嫉妬される人は成長している人で、誰もが通る通過礼儀ともいえます。
この記事を読むことで嫉妬について知れ、他人にエネルギーを奪われないマインドが身につきます。
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嫉妬とは
優れた者に対して抱く妬みの気持ち。
人間には生存本能があるため、自分より優れている人や特別に扱われている人に対して嫉妬心が生まれます。
・嫉み(羨ましくて悔しい)
・悋気(男女間の嫉妬、ヤキモチ)
似たようなことばがありますが、すべて相手に対して使われることばになります。
出る杭は打たれる
人よりも優れていることはいいことですが、目立つということはそれだけマイナス面も含んでいます。
好かれる人がいるということは必ず、嫌いになる人もいるという自然の法則になります。
嫌われることも自然の摂理になるので、気にせず堂々としましょう。
嫉妬されやすい人の特徴
容姿
美人やかっこいい人は、同性から嫉妬されやすくなります。
・生まれつき差があるのは納得できない
・私は努力しているのにあの人ばっかり
容姿が良いと、それだけで異性からの好意を得られます。
謙虚さが大切
容姿が良いと、結果として努力して好意を得ようとしている人から嫉妬を買ってしまいます。
容姿が良いことを棚に上げず、常に謙虚でいることが嫉妬を減らすポイントになります。
生まれもった姿を大切にし、感謝の気持ちを忘れないと周りの目も変わってきます。
お金
お金=自由の象徴のため、お金持ちは嫉妬の対象になります。
・私は毎日の生活が必死なのにあの人達は
・あの人は同じ分働いてこれだけ貰ってる
お金を稼ぐことが大変なだけに、嫉妬の気持ちも大きくなります。
ボランティアが大切
多くの資産家は、募金や援助を惜しみなく行います。
税金を多く支払っても、それほどもらっているからいいじゃないと思われがち
お金は嫉妬の最たるものになります。


才能
才能があるとそれだけで人生を有利に進められるため、嫉妬の対象になります。
・私にもそんな力があったらなぁ
・天才には凡人の気持ちがわからない
才能があるだけで、努力している人よりも優れた結果をだせます。
不平等は攻撃対象
平等ではないものには、必ず嫉妬の感情を向けられてしまいます。
うまくいっているように見える人は、それだけで羨ましがれ嫌われてしまいます。
なにも感じていない人でも急な不幸に陥ると、途端に嫉妬の目を向ける人もいます。
嫉妬が生まれる条件
波動レベルが同じ
エネルギーは上から下に流れるため、嫉妬する人・される人は同じステージ間にいると言えます。
・類は友を呼ぶようにお互いを引き寄せる
・自分より同等もしくは下と思われている
自分より余りにかけ離れた存在の足は、手が届かず引っ張れません。
争いは同じレベルの者同士でしか起こらないのと同じように、波動がその人の魂レベルを表しています。
仲間意識
嫉妬は一見、攻撃に見えますが嫉妬する側の仲間意識が反映しています。
好きと嫌いは紙一重といわれるように、嫉妬という中には群れに加えたいという不器用ながらのメッセージが隠されている。
この世は出会うべくして出会っているという言葉があるように、波動がかけ離れるとそもそも関係性が生まれる状態すら発生しません。


世の中には他人に一切の興味を示さない人もいるからね。
嫉妬は自分の価値観が似た者に向けられ、嫉妬する人も嫉妬を向ける人と同じ経験をしている場合が多くあります。
執着がある
強い負の感情は執着を生み、嫉妬に派生します。
・相手や環境に対して支配的である
・考え方に客観性がなく偏っている
執着は相手に対する興味・関心が、嫉妬というネガティブな感情に変わることで生まれます。
不安が原因
嫉妬や執着も、自分の中にある不安というエネルギーがマイナスに表面化した結果といえます。
マイナスの世界に入り込んでいる感情に思考を投与しても、そのマイナスの世界に入り込んでいる感情は拡大の方向へしか流れずそれは自然の摂理といえます。


マイナスの感情にあれこれ手を加えても悪化するだけ。
そういうときはマイナスの感情自体を変えようとせず、そう至る経緯を俯瞰して辿ってみよう。
相手に対する感情がネガティブに転じることが嫉妬につながり、その嫉妬のエネルギーがいずれ執着に変わります。
執着を手放すとは?スピリチュアルの観点からわかりやすく解説!
こちらの記事では、執着について詳しく解説しています。
嫉妬へのスピリチュアルな対処法
自分が成長するための儀式と捉える
自分が変わるときというのは、嫉妬の洗礼を受けます。
・いつも会っていた友人と合わなくなった
・今いるコミュニティに興味がなくなった
このようなときは、自分が一段階上にあがるタイミングになります。
通過礼儀
現在の居場所に居心地の悪さを感じだすと嫉妬は増えるので、通過礼儀として捉えましょう。
それと同じでいまいるメンバーからするとあなたが抜けることは面白いことではありませんが、気にせず前に進みましょう。
次のステージには嫉妬を向けてくる人はいないので、安心してください。
波動が上がっている
私たちには目に見えない気という波動が流れています。
・意識的に生きると高まる
・プラスにもマイナスにも変化する
波動は影響を受けやすく、嫉妬を気にすると波動は弱まります。
嫉妬を気にしない
嫉妬をすることで、周りの人はあなたが変わるのを阻止してきます。
家族もその1人で、あなたが新たなことをするとき忠告するのはこのためです。
波動を高く保ち、意識レベルが高まると嫉妬は自然となくなります。
嫉妬されることをネガティブに捉えない
嫉妬に対して反抗的な態度をとると、あなたのレベルも同じになります。
・嫉妬は誰にでもある感情だと理解する
・嫉妬されるのは他の人より優れている証
プラスに捉えることで、マイナスのパワーを成長につなげられます。
周りに優しくしてみる
嫉妬はマイナスの波動のため、あえて優しくすることでそれ以上の悪化を防ぐことができます。
毅然と接し優しくなることでこころの余裕が相手に伝わり、さらなる事態を回避することにもつながります。
つらい状態でもどのように振る舞うかで、その後の人生が大きく変わります。
嫉妬されるスピリチュアルな意味
2面性の法則
光と影・表と裏のように物事には必ず2面性があり、受け入れてくれる人もいれば嫉妬して攻撃する人もいます。
・賞賛に対し非難することで0に戻す
・マイナスな出来事にもプラスが存在する
賞賛されている人はエネルギーがプラスに傾いており、それに対し妬みを言うことでエネルギー状態を0に戻す人が現れます。
0は普段の状態であり、エネルギーがプラスの状態の人に対して居心地の悪さを示す人がいる。
逆に避難される人にも必ず1.2人はフォローする人が現れるように、この世はエネルギーを0(フラット)に戻す法則が働きます。
マイナス要因の人はありがたい存在
人は会社や世帯といった集団で生活する上で、それぞれの役割を演じます。
どんな状況にも必ずマイナス要素をもった人は出現し、役割を演じようとする。
批判的な人こそ覚醒を気づかせてくれる存在であり、人生を長い視点で見たとき分岐点となります。
しかしそのような関係は現状維持もしくは後退を意味し、魂を濁らせる。
マイナスに思える人にこそ、スピリチュアルではキーパーソンになります。


それがこの世の法則で乗り越えなければならない壁といえる。
集団生活では普段よりエネルギー量が高い人にあえてマイナスなことを言い、エネルギーを調整する人が必ず存在します。
嫉妬は判断基準(モノサシ)の表れ
嫉妬は興味のないことには発生せず自分の潜在意識が判断した結果、表面化した感情といえます。
【簡単解説】潜在意識とは?書き換え方などスピリチュアルの観点から解説!
こちらの記事では、潜在意識について詳しく解説しています。
・このままではいけないという思いが源
・自分は不完全だという思い込みが原因
自分はダメだという思い込みが引き寄せの法則により、他人を羨む思考を作り嫉妬につながります。
人間の感情と出来事はリンクしていない
75歳の方が亡くなったとき、悲しむ人もいれば怒る人・嘆く人もいれば大往生で安堵する人もいる。
起きてくる出来事に良い悪いは存在せず、おのおのが記憶した情報を元にジャッジした結果といえます。
我々の価値観がもたらす「こうあるべき」という概念は、それに該当しない人を問題ある存在として認識する。
それがあるがままの姿を否定し他人に課すことは鏡の法則により自分にも当てはまり、私は不完全だという思いが嫉妬を生みます。


他人を見て羨む気持ちはまさにその典型。
興味のないことに人は反応しないから、感情が反応する時点で自分の不足感が表面化した結果といえるね。
よく小さい頃に親から「立派な人間になりなさい」「良い子でいなさい」と言い聞かされました。
それは「今のままではいけない」という不足感を生みだし、自分にはない考えを強化する。
このないという考えこそ嫉妬の根幹であり、他人と比べる思考を作り出します。
嫉妬される人のまとめ
嫉妬されることはマイナスではなく、むしろあなたに魅力があるという証明。
「これほど魅力があれば、誰でも嫉妬するか」と冷静に分析すると気が楽です。
嫉妬はあなたが次のステージに上がる試練なので、しっかり乗り越えていきましょう。
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